「ブラックバイト」はすぐに辞めよう

はびこる「ブラックバイト」 

 

 中京大教授の大内裕和氏(教育学)らの調査によると、アルバイトをしたことのある大学生の7割が勤務先で不当な扱いを受けた経験があるといいます。具体的には、「希望しない日時の勤務を入れられた」、「労働条件を書面で渡されなかった」、「実際の労働条件が募集時と違った」などであるということです。しかし、不当な扱いを受けたにもかかわらず、そのアルバイトを辞めたのは約2割にとどまるということです。

 

 大変由々しき事態であると思います。不当な扱いを受けた学生のほうが「多数派」であるというのは、世間全体が病気なのではないかと思わされます。民主主義の大原則である「法の支配」はどこへ行ったのでしょうか。

 

「ブラックバイト」に「情け」など無用

 

 問題なのは、そのように不当な扱いを受けたにもかかわらず、アルバイトを辞めたのは約2割にとどまるということです。ブラック企業側は、学生が労働法規などの知識が乏しく、反論できないことを見越して違法な労働を押しつけていると考えられます。

 

 結論としては、そのような不当なアルバイトはすぐに辞め、新たな「まともな」アルバイトを探すべきだと思います。違法行為を行う企業に協力する理由はありませんし、そのような職場でいくら働いたところで自分を高めることは到底できず、時間の無駄でしかありません。